金城畜産 豚の丸焼き 創業1972年

金城畜産について

歴史

創業者の金城は元々養豚場を営む畜産農家でした。
地域の月見会の時に、地元の人から豚の丸焼きを出せないかと依頼を受けたのがきっかけで豚の丸焼き専門店を始めました。
当初は釜もなく直火でくるくると回しながら焼く作業をしてましたが、
それだと時間がかかり本来ならおいしいはずの皮の部分まで焦げてしまうということで、美味しく焼けるように特注で釜を作り上げ、
多くの方へ感動をお届けしました。
お祝い事等に依頼があり、
たくさんの方々を笑顔にし喜んでもらいこれまでやってきました。
その想いをしっかりとバトンで繋ぎ、伝統ある豚の丸焼きを残したい、
さらにより多くの方に喜んでいただきたいと、
2022年10月に2代目として松田が就任しました。

初代金城

2代目松田

沖縄と豚について

沖縄では「豚は鳴き声以外食べられる」と言われるほど、昔からあらゆる部位が食べられてきました。琉球王朝時代に貿易国だった中国からの使者を歓迎するため、日頃貿易国で食べていた豚を大量に用意できる様、沖縄の養豚文化は活発化したと言われています。同時期に、豚の肥料としてイモの伝来があり、一気に庶民の間でも養豚文化と食文化が加速しました。そんな豚を余すこと無く最大限利用するために、ラフテーやソーキといった有名な料理から、ミミガー(耳部分)、チラガー(顔の皮)、テビチ(足部分)、チーイリチー(豚の血)といったあらゆる料理が生まれました。

焼き方工程

1

仕入れから下処理して冷凍へ

食肉センターで下処理した豚を店舗に持ち帰りさらに細かな処理を施したあと大きな冷凍庫で釜に入れる日まで寝かせます。この時しっかり処理を行わないと見た目や食べ心地に影響するので美味しく頂けるように念入りに行います。

2

焼成(窯入れ)

冷凍庫から取り出した豚は1〜2日かけて常温に戻していきます。この時しっかり室温と同じように戻してあげないと焼きにムラが出てしまい食感や焼き色がつかない場合があるのでしっかり戻していきます。その後、低温160度の釜の中でゆっくり時間をかけてじっくり焼き上げていきます。7〜10時間かけ低温調理する事で下味無しでも旨味が溢れ出てきます。

3

窯出し

ここで焼き上がりの最終チェックを行います。大きさにより焼き上がりが違うので見た目や感触で確認して取り出します。

4

店頭で受け取るor発送

店頭で受け取る場合は焼き立てをその場で専用のボックスに梱包しお渡します。県外配送の場合は一度冷凍し専用のボックスにしっかり梱包して発送いたします。召し上がる際には常温に戻してから召し上がり下さい。

お客様の声

忘年会、パーティー、地鎮祭、胸上式、ビーチパーティ、キャンプ、各種団体打ち上げ、スポーツ後の打ち上げなどといった場面で豚の丸焼をご注文頂いてます。また今年から店頭で焼き立てが食べられるように店頭営業もはじめました。豚の丸焼を注文せずとも店頭で気軽に豚の丸焼きを味わってください。

保育園

保育園の行事で豚の丸焼きを頼んでみました。丸々焼かれた豚をみて、子供達は興味津々で喜んでもらえました。その後、みんなで分けて美味しく食べさせてもらいました。今回で生き物を食べるという食育にも繋がりました。

せっちゃん

先日は豚ちゃんをありがとうございました。豚ちゃんをお花で飾り付け、背中にローソクを立てて火をつけて「ハッピーバースデイ」と大合唱の中、お店の人に運んでもらい、友人も「一生の思い出になった」と大喜びでした。またいつかもっと大きな豚ちゃんをお願いできるように頑張って働きます。

新卒くん

今回は会社の10周年記念で社員旅行で沖縄に来て、ちょっと変わったものを食べたいとネットで豚の丸焼きの存在を知りました。従業員には内緒でサプライズで豚の丸焼きを出すと皆さん大興奮で、味もとても美味しくいい記念になりました。今回は18Kの豚でしたが19人でも十分な量でした。色々とサービスもしていただきありがとうございました。